高齢者の方々は、血圧が上がりやすい傾向があります。では、なぜそのような傾向があるのでしょうか。
一番の原因は、血管の老化にあると言われています。血管が老化することで、弾力性が下がり、動脈硬化が進んでしまい、血圧が上がる、ということです。また、普段からたくさんの塩分を摂取していたり、飲酒や喫煙の習慣がある方は、若い頃から蓄積していた分、血圧がより上がりやすくなります。
さらには、自律神経が乱れやすいため、それによる血圧の変化も大きいと言われています。そうなると、脳卒中や心疾患の可能性が高まるため、できる限り自律神経を整えることが重要です。
高血圧にならないようにするためには、非常に基本的なことですが、健康的な生活習慣を送る必要があります。健康的な食生活、適度な運動が一番効果的であるため、中々難しいかもしれませんが、少しずつ、そのような習慣に変えていきましょう。